やがて、ぷにぷに駅の周辺から、結構離れてぷにぷに通りの入り口へと着く。
ようこそ!ぷにぷに通りへ!!
の大きな垂れ幕式の看板が風に揺れ日光を反射している。
この反射感がいかにもアウトドア派の娯楽への入り口だと物語っているようだ。
看板をそのまま通り抜け、いよいよぷにぷに通りの中へ。
ガイド気分のチビ女がが案内する。
「みんなー、ぷよぷよ通りです。ときどき時間がある時に気晴らしにここに遊びに来ますけど、いつきても良いものです」
右と左の両方から生えている木がとにかくデカい。
葉っぱ、葉っぱ、葉っぱ。とにかく葉っぱが大きな屋根と化して覆い被さっているイメージだ。
天然のパラソル、いやトンネルのようにすら思えてくる。
それにしても、心地よい。
自然のヒーリング効果というのか、森林浴というものにも興味が出てくる、そんな空間が都会の中にもあった。
そしてこのヒーリング効果のある天然の通りには木造の店が点々とある。
木造の建物というのは落ちつける暖かみがある、それに木目という素晴らしいデザイン付きだ。
現代社会では、すっかり少なくなってしまった。
それだけに触れる機会があるときに触れておきたいものだ。