ギャルの襟ぐり

ぷにぷに通りの入り口をすぎ、自然への味わいの期待を感じたところで、再びギャルとの会話に戻る。
「クラブ行ったことないんだー、楽しいよー」
「そっかあ、でもクラブって昼間とかやっていないんだよね、夜中から明け方まででしょ?そこが生活のリズムや予定に関してネックになってどうしても」
「よくオールしてそのまま仕事に行っちゃう人も結構いるよ」
あのな、どうでもいいけど着ているセーターの襟ぐりが広いので、上目づかいで話されるとブラジャーが今にも見えそうだ、というよりチラチラと見えかかっている。
「うわっ、すごいなそれ。読書やデスクワークで徹夜した後でもかなりしんどいのに、クラブで踊ったりお酒を飲んだあとにでしょ」
「だよねー、友達なんか栄養ドリンクに詳しくなっちゃっているし」
視線のやり場に困る。でも目を逸らすそぶりを気づかれるとブラチラ状態に気づいてしまうだろうし。
「ふむ、徹夜明けの栄養ドリンクでの一杯は格別でしょうな」
「あはは、言えてるー」
でも、本音をぶっちゃると、ちょっと見てもみたい。
って思っていたら、ブラのちょっと上の部分だけ目に入ってきた、色はクリームのような薄黄色である、それ以上のことは知らん!
「とにかくさ、クラブには行けないんだけど、ちょっとファッションについてあか抜けしたいんだよね。お兄系とかやってみようかと思っているんだ」
「まじで、やってみなよー」

やはり、若い女の子との会話は視覚的にも楽しい、百合さんが本命だが、違うタイプの子と話すのも悪くはない。

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Filed under ウォーキングサークルの妄想

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