ぷにぷに駅前へ着く。
すでに百合さんと黒づくめ、リーマンとギャルがいた。
「こんちはーっす!」
「あら、こんにちは」
「いま、4人ですか?あと3人待ちですね」
「はいそうです、もうじき来るかと思います」
「いやー、しかし今日も晴天で良かったです、天気予報では雨の確率がゼロパーセントだったもので」
「そうなんですよ、ウォーキングがサークルの内容だけに天気予報にはいつも気を使ってます。曇りぐらいなら未だしも、雨天の場合は中止か食事で会談だけってことにもなりますので」
「ああ、なるほど。でも皆で会談か~それも悪くはないけど、やっぱ歩きたいですもんねー」
とりあえず百合さんと挨拶がてら会話、話せるときに話しておこかないとね。
とその時、オバサンがやってきた。
「どうも、こんにちは」
「久子さん、こんにちは」
「今日は、ぷにぷに通りですって、自然を楽しめるみたいだから楽しみにしていたのよ、天気予報の方も晴れですって」
「そうなんですよー、お店のほうも楽しく選ばせてもらいました」
「へえー、どんな店なの?」
「それは後でのお楽しみです」
そういえば店を知ることも一つの目的であった。いずれにせよ楽しみである。
そしてチビ女が来る。
「こんにちはー、あーっやっと着いたー」
「月乃さん、こんにちは」
続きざまにデブが到着。
「すみませーん、おまたせしました」
「霧人さん、お待ちしておりましたわ」
「いやー寝坊しちゃって、皆さんも既にお着きのようで。待たせちゃいました?」
「いえいえ皆さんも大体今ぐらいにきたばかりなのですよ」
「そうっすか、焦りましたよ目覚まし時計が鳴ってとめて、寒いからもう少し布団でゆっくりしてようかなと思ったら何と昼間の十二時ピッタリ!」
「二度寝ですね~、でも寒いから布団から出たくないのは、よーく分かります」
一同がどっと笑う。
こうして第二回目のサークル活動が始まった。