仕事は夜勤である、朝食を食べてから帰ると家につくのは、朝の7時過ぎだ。
そのあと、妻はレジのパート、子供は学校と当然ながら家には自分ひとりだ。
シャワーを浴びたあとに、すぐに寝ると外での登校時の子供達の声が、よく聞こえるので、10時過ぎるあたりまでは朝刊を読んでゆっくりするのが日課だ。
この朝刊を読む時間での飲み物をコンビニで探すのも楽しみの一つである。
缶コーヒーもよいが、最近は500ミリリットルの紙パックのジュースも捨てがたい。
コンビにはすぐに新製品が出る。だから、いつもの顔なじみの店員さんとの会話も弾む。
「これ、美味しいですか?」
「はい、美味しかったですよ」
…って、これが弾んでいる会話と言えるのだろうか?
そう思いながら、冷蔵庫の棚を眺めているとコーヒー豆、イチゴ、メロン、バナナ等々と如何にも美味しそうなイメージの書かれている紙パック達が列が並んでいる。
その見事な整いかたはイメージのアップにもつながっていく、そして後ろの方ほど製造日が新しい。