ビーフパスタとビーフライスを注文。
まずはソースの部分をスプーンですくって口に運ぶ。
ビーフ味のソースが舌の上で柔らかく滑っている。
飲みこむ前に舌全体でゆっくりとソースの味を感じ取る。
こうして二つとも良く味の中を分析しながら食べた。その結果、同じ「ビーフ」と付くメニューだが、この二つは何と掛かっているビーフソースそのものは一緒で肉も同じ。
何が違うかというと、『パスタかライスか』ただそれだけの違いである。
それならば『クリームパスタとビーフライス』のように、かけられているソースそのものが違うメニューの組み合わせのほうが味のバリエーションが増えてお得感があるではないか。
もっとも、よほどビーフソースが好きであるなら話は別だが。
似たような味のメニュー
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夜勤になってからの役目
独身時代は夜勤ではなく、平日の昼間の勤務だったが、銀行や病院、そして役所!
もう土日にやっていて欲しい場所に限って休みという。何故こんなにも不便なシステムなんだといつも思っていた。
家庭をもったら、家内になる人がそれをやってくれるだろうと思っていた。
それが、結婚してから少ししたら夜勤の仕事になったのだ。
家内がパートを休んでいる時に行かせることも可能だが、今ではすっかり『平日の昼の役』は俺の係りになってしまった。
むろん午前中に早急済ませてしまうので睡眠時間に影響はあまりないのだが。
ああ、なんてことだ。独身時代に夜勤であったら、その辺はもう少し融通がきいていただろうに。
ジュースをだしに会話
そんななか、また新たな新製品に目をつけていた。
メロンが大きく書かれた紙パック、背景には牛乳瓶を思わせる絵が描かれている。
そう、イチゴミルクならずメロンミルクのジュースだ。ミルクをベースにフルーツが混ざっているジュースは多い。
ましてや、今どきメロンミルクはたくさんある。
いつも通りに一言で会話が終了なんてない様に色々と考える、何といっても店員さんは感じのいい人だし。
まずは、メロンに関して調べてみた、果物なのでビタミン群はそれなりに含まれている。
そして、カリウムが豊富なのだ、これの働きはナトリウムの排泄や体内の水分の調整である。
では「おはよう、これ新しいやつだね。知ってる?メロンはカリウムが豊富だから、これを飲むと良い感じで」と言うのはどうだろうか。
なんて雑学ちっくな、まあ悪くはないがコンビニの紙パックのメロンミルクにそんだけのメロン果汁が含まれているのか?という突っ込みどころがある。
また、バランス的にカロリーの方が高いだろという突っ込みもある。
もっとも店員の立場としては、そう突っ込むわけにはいかず「へえ~、物知りなんですね」だろう、そしてそれで会話が終了するだろう。
ただこの際、それでもかまわん。内容を考えすぎて口数が少なくなるよりは、取り敢えずは何らかの会話をかわして口数を多くすることが重要だと考えている。
飲みの都合で初対面の人が集まると、大抵は無難な質問の多くから始まるではないか。
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朝のコンビニ
仕事は夜勤である、朝食を食べてから帰ると家につくのは、朝の7時過ぎだ。
そのあと、妻はレジのパート、子供は学校と当然ながら家には自分ひとりだ。
シャワーを浴びたあとに、すぐに寝ると外での登校時の子供達の声が、よく聞こえるので、10時過ぎるあたりまでは朝刊を読んでゆっくりするのが日課だ。
この朝刊を読む時間での飲み物をコンビニで探すのも楽しみの一つである。
缶コーヒーもよいが、最近は500ミリリットルの紙パックのジュースも捨てがたい。
コンビにはすぐに新製品が出る。だから、いつもの顔なじみの店員さんとの会話も弾む。
「これ、美味しいですか?」
「はい、美味しかったですよ」
…って、これが弾んでいる会話と言えるのだろうか?
そう思いながら、冷蔵庫の棚を眺めているとコーヒー豆、イチゴ、メロン、バナナ等々と如何にも美味しそうなイメージの書かれている紙パック達が列が並んでいる。
その見事な整いかたはイメージのアップにもつながっていく、そして後ろの方ほど製造日が新しい。
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あつき休みの日のランチタイム
昼過ぎまでに用をすませて、地元へもどる。
さっそく、行きつけの店へとランチにいく。きょうは朝食をとっていないので腹ぺこだ。
モーニング、ランチ、ディナーとそれぞれ違う店で行きつけがある。
ランチはいろんな場所をめぐってみたが、いまの行きつけ店についての特徴は、なんと言っても窓から差し込む穏やかな白の日差しの光が美しいことだ。
そのさまは、まるで多数の小さい天使が、掃除をしているようである。
サラダバーでサニーレタス、キャッベツ、キュウリ、ダイコン、ニンジンなどの野菜がとり放題。
日差しが差しこむなかでの野菜盛りは、さぞかし健康的に見える。
週に一度でいい、このようの癒しのときが必要だ。
あつき休みの日の住宅街
休みの日に、用があって住宅街へ。
住宅街といっても広い、景色がよく見通せる広さであり、緑が豊富である。
ケヤキ、イチョウ、サクラ、ヒノキ、アカマツなどが有名どころか。
緑が多いとふつうにリラックスが出来るし、自然という風景がビジュアル的にも癒しをもたらす。
それにしても暑い。
まえから、黒の模様の白髪の老婆が日差しが眩しいらしく、片手で額の前を覆い隠しながら歩いてきた。
反射で前が見えないのであろうか危うくぶつかりそうになる。
さっと軽快なフットワークを駆使しよける。
暑いからといって、あまりボーッとしてはいられない。
とはいえ、その時は忘れてはいけないことが、あってその事で頭がいっぱいであった。
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晩飯後のかえりみち
ファミレスを閉店まぎわまでいての、かえりみち。
もう日付が、変わろうとしている時間。
そう、午後十二時とも言い、午前零時とも言うこの時間。
さすがに、人通りもほとんど無い。
店などの建物の照明もなく、夜空が暗い。
そんな中の信号機の灯りは妙に明るく見える。
歩行者ようは青、赤。
自動車ようは青、黄、赤。
とニつのパターンがある。
流れも青から赤の交互。それと、青から黄のあとに赤そして青にもどる。
いずれも循環をつかさどっている。この光の循環の延々とされる繰り返しは、あまりにも日常的なので普段はとくに深く考えることはない。
ただ光なので、夜はめだつ。そしてついボーッとながめてしまう。寝る前でつかれているからか、すこし落ち着きたい気分なのだ。
時間帯という視点を変えるだけで、同じものでも多くのことを気づかせられる、これもまた興味深いことだ。
ながらスマホの独り言
ふと尿意を感じたので、お手洗いにいく。
ドリンクバー付きなので、飲み物を多く飲むのでトイレが近くなりがちである。
小の方である、出しているとき出ている尿が、ちょっとだけ緑色っぽくも見える。
透明の透けた薄い緑なので「尿」という点の概念を捨てれば視覚的には、かなり綺麗なものである。
メロンソーダの飲みすぎ!とつっこまれそうだ。
大のほうは多少は色づくこともあるだろうが、小のほうはそう簡単に色づかないであろう。
さてさて、はなしを食事に戻そう。
飲食店で食べ物が出るあいだの待ちや、食べているあいだにスマートフォンで、各カテゴリーのサイトを見るのが趣味だ。
スマートフォンは片手で気軽に扱えるので、重宝している。
いろいろ検索しながらネット空間を徘徊していると、ブログをたどって行くことが多い。が、ブログの画像で女性の顔が写っていたが第一印象が笑えるもので、つい思わず独り言を言ってしまった。
「ぶーす、ぶーす」
ふと、何気なく見上げてみると知らない女性が仁王立ち!
黒縁眼鏡にかつ太っていた、(まずい、誤解を受けたかも)
必死に、スマートフォンに目をやり、軽く独り言を言ってみる「まったく何だこの女は」。
つまり、『スマートフォンに表示されているブログの画像のことだよ』という事をアピールしたかったのである。
もちろん、それ自体は本当のことなのだが、わざとっぽいので女性からすれば咄嗟に誤魔化したようにも見えたかもしれない。
ただ、最初に僕のほうでスマートフォンを見ながら言ったと言う点では、彼女はそれを見て認識していたと思う。
少し、驚いた本日の晩飯である。
なおメニューは、いつもどおりのハンバーグセットである。
となりのチーズグリルチキン
さて、仕事の打ち合わせもおわり、楽しみの晩飯だ。
本日は、サラミ入りのピザを注文。ちょっと固めでしょっぱめの肉とチーズの組み合わせの味をなんとなく食べたくなったからだ。
店員がやってきたので、やけに早いなと思ったら先に居た客の料理のようだ。
チーズの乳製品特有の香りが鼻にとどく。
おっ、同じピザ系かと思いきや、大きなグリルチキンの上にチーズソースがたっぷりとかけられている。どうりでジューシーでいい香りがするわけだ。
そして、自分の頼んでおいたサラミピザも届いた。となりのチーズの香りが漂っているので、こちらのピザの香りはほぼかき消されているが、まあどうでもよい事だ。
それよりこの男、ずっとノートパソコンに集中をしていて目の前の迫力満点の大きなチーズグリルチキンは眼中にないようすだ。
なんだったら冷めないうちに僕が食べてあげましょうか?と言いたいところだが言えるわけがない。
そういえば、ノートパソコンってどれくらい電池が持つのだろう?持ち運びが可能なのがノートパソコンの魅力だがパソコンだけに電源の持ちが気になるところ。
そしてこの隣の男はいつになったら、チーズグリルチキンをたべるんだ?
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灰系のスーツ
サラリーマンが黒の皮製のカバンを持っている。
黒系のスーツに黒のカバンは、もっともオーソドックスなサラリーマンのスタイルといったところであろう。
そして、僕はカバンこそは普通に黒だが、スーツは灰系を着ている。
普段はスーツなんて着ないが今日は打ち合わせがあるので着ている。
待ち時間はボーっとしながら脱サラについて考えていた、オリジナリティーなど多くの準備が必要なのではと、あれこれ思っていた。
ただ単に灰系といっただけで、他の人とは違う目立っている感覚になる。
そう今日、着用しているのは薄く白に近い灰色である。英語風に言うとライトグレーってやつだ。
濃い色のスーツの中に薄い色のスーツが混じればそれだけで、ある程度は目立ち、それは目立つぶん有利となる。
ある意味、他とは違うぞというアピールに繋がるからだ。
ネクタイの色の選び方も重要だ、薄い色に合わせたピンクでも良し、紺色にしてネクタイにアクセントを与えるのも良しである。
そんなこんなと考えながら打ち合わせ場所に向かう、今日であった。
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