機械で「いのち」を語るのも、おかしな話かもしれない。
しかし、機械にも命らしい命はある。
「おもうんですけど、ノートパソコンを外で使いんだけど、普通はどれくらいもつもんです?」
「えっ?もつ?電池のことか、あまり持たないと思うよ。」
このように主には、どちらかというと命より体力といったほうが触れるのが多いのかもしれない。
最近はスマートフォンやらタブレットやら、携帯オーディオプレイヤーやら、とにかく電池の消耗が関わってくることが多い。
特に携帯端末(通称ガラケー)からスマートフォンへシフト時なんて、アンドロイド・アイフォン問わず、「電池の持ち」が最大の課題と言っても良いほど話題にあがった。
「ですよねー、せっかくのノートパソコンなんで外で使いたいんですよ。」
「そういえばカフェやファミレスで使っている人が、多いもんな」
普通に考えてみれば分かるが、スマートフォンの機能は実に多くゲームを中心として実に充実している。
生物に例えると、多くの運動をしている。とうぜん体力というかカロリーをそのぶん消費する。
電池の残量というのは、いわば体力でありカロリーの残量といったところか。
「ファミレスだとドリンクバー飲み放題とか最近はどこも安いじゃないですか。」
「ほう、それで長居をしようって魂胆なんだね?」
よくよく考えてみたら、あのコンパクトなサイズにあれだけの機能を盛り込むのは、ちょっと可哀想な気もしなくはない。
ふつうに考えたら携帯電話端末ぐらいの機能で精一杯だったような気もする。
とくに昔の携帯電話ね。
あの時代はほんとうに良かった。
ワンセグなどの、多くの機能もなく、電話・メール・インターネットが、ほとんど全ての用途のメイン。