作られる過程を視覚的に楽しみ、バナナクレープを受け取る

クレープの生地を薄くのばし焼き、クリームを乗せる。
この時点でも実に美味しそうである。
そして、手際よくバナナをのせていき、最後にチョコソースをらせん状に振り巻いていく。
これだけでも図としては、一種の美術のように美しい、もちろんクレープとは言え食べ物なので最終的な目標は食べることだが、それが出来上がっていく過程を視覚効果として楽しめれば一石二鳥である。
さらにそれをしているのが、可愛いお姉さんとくれば美味しさは倍増である。
と言うか、そもそも論として、むさ苦しい野郎が作ったクレープなぞは食いたくもないのが正直なところである。

「はい、出来ましたよ~」
「ありがとう、持ってみると結構熱いですね、まあでも良い匂いもするし」

それを聞いたお姉さんは微笑んだ。

「ありがとうございました、またのご来店をお待ちしております」

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Filed under ウォーキングサークルの妄想

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