急ぎ足の甲斐もあってか、サクサク町駅はすぐ見えてきた。
ラストスパートとばかり、さらに急ぎ足を加速させる。
それでも春花ちゃんは、やはりきちんと付いて来れている。
内心はこの加速により春花ちゃんとの距離が離れてしまったらどうしようかという、どうでもいいような恐れを抱いていたが、あまり意味がなかった。
本音を言えば、このまま距離が離れていって、許されるものならクラクラ後援は一人で下見に行きたいというのも心の片隅にあったのだろう。
サクサク町駅はすぐ見えてきた
Filed under ウォーキングサークルの妄想