寒冷なる時点から咲き始める寒緋桜(カンヒザクラ)

それは一言でいうと緋色だらけであった、その緋色に咲き乱れる様は圧巻である。。
他の桜は、どちらかというと白々とした色合いの花びらをもつものが多いが、いま目に前にあるそれは、兎にも角にも緋色であった。
そして、その名札には寒緋桜(カンヒザクラ)と書かれていた。
「寒緋」の名の通り、暖かさのくる前の寒い段階で咲く桜、緋色の桜という意味である。

「おっ寒緋桜かあ~、すっごいピンクだね~、これ。」
「ですね~、すごーい。」
「たしか、台湾や中国にも分布してるんだよ。」

だるそうに下にしなだれているのは、一体何故だろうか?
もしかしたら、寒い段階に咲いたのでそれで体力を消耗して、だらけているのかもしれない。
たとしたらスロースターターならずファーストスターターであろう。

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Filed under ウォーキングサークルの妄想

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