縁というものは予測ができない。
何にしろ「関わる」ということは縁があるということだ。
非科学的ながら、じつに妙なものである。
縁というのは、たいていが自分の思うようにいかない。
「なんで俺に限ってコイツなんだよ」
こんな縁が実に多い。
残念ながら多いのだ。
本当に実に残念なことに。
当然、俺に限ってコイツなのを残念がっても、違う縁に入れ替わるわけでもない。
こうなったら、逆利用をして役に立たせるしかない。
来てしまった嫌なことに関して、いかに逆利用をするかを色々と考えるのも一興。
場合によっては、その逆利用でしか得られない貴重なものもあるかもしれない。
この「逆利用」するための、あれこれ考えて実行する行動力こそが、良き縁を呼ぶ力である。