二人とも無言のまま歩き続けて10分ぐらいになるだろうか。
サクサク公園までの距離は、だいたい七割ぐらい歩いて、おおよそあと三割ぐらいで着くだろう。
サクサク公園も緑が多いが、このあたりの大通りは緑の木々がいたるところに立ち並んでいる。
森林浴という名目で癒し中とでもいうならまだしも、今回はお花見イベントの下見なのである。
向こうから全く喋りかけてこないというものは、精神がぐいぐいと締め付けられるようだ。
「サクサク公園まで早く着いてくれ」
これが心の叫びであった。
二人とも無言のまま歩き続けて10分ぐらいになるだろうか。
サクサク公園までの距離は、だいたい七割ぐらい歩いて、おおよそあと三割ぐらいで着くだろう。
サクサク公園も緑が多いが、このあたりの大通りは緑の木々がいたるところに立ち並んでいる。
森林浴という名目で癒し中とでもいうならまだしも、今回はお花見イベントの下見なのである。
向こうから全く喋りかけてこないというものは、精神がぐいぐいと締め付けられるようだ。
「サクサク公園まで早く着いてくれ」
これが心の叫びであった。
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「じゃあまずはサクサク公園へまで、いこうか」
「はい」
歩きだすと強め太陽光線が顔面を中心に当たってきた。
このため期間的には未だ肌寒いが、今日はなので暖かく感じる。
ただ歩いているだけってのも何なので、ちょっと話をしてみる。
「サクサク公園までは、ここから15分から20分といったところかな」
「ああそうですか」
「・・・・・」
「・・・・・」
無言のまま、そのまま歩き続ける。
こちらから話を色々とかけても良いが、向こう側からは何もないのがなんともって感じである。
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