結局はサクサク公園まで無言のまま歩く

二人とも無言のまま歩き続けて10分ぐらいになるだろうか。
サクサク公園までの距離は、だいたい七割ぐらい歩いて、おおよそあと三割ぐらいで着くだろう。
サクサク公園も緑が多いが、このあたりの大通りは緑の木々がいたるところに立ち並んでいる。

森林浴という名目で癒し中とでもいうならまだしも、今回はお花見イベントの下見なのである。
向こうから全く喋りかけてこないというものは、精神がぐいぐいと締め付けられるようだ。
「サクサク公園まで早く着いてくれ」
これが心の叫びであった。

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Filed under ウォーキングサークルの妄想

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