御代わりご飯の早食い

熱々のご飯を片手にテーブル席へと戻ると同時にその米を口の中へとかきこむ。
残りのチーズハンバーグと熱々の御代わりご飯と交互に次々と手早く口の中に入れては噛みの繰り返しである。
この無造作な繰り返しが実に事務的で、本来の食の楽しみである味わうということとは掛け離れたものがある。

今思えば、春花ちゃんを誘わなければ良かった、一人なら時間を気兼ねすることなく、ゆっくり出来たものを。
まあこうなった以上は後悔しても仕方ない。
一方、春花ちゃんは目の前の焼き魚定食は綺麗にたいらげて、お茶をゆっくり飲んでいた。

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Filed under ウォーキングサークルの妄想

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