そしてクラクラ公園前スーパーへ

この様子だとクラクラ公園もサクサク公園も当日に適当な場所でもなんとかなりそうだ。
特にクラクラ公園であればトイレもゴミ箱も近くにある、その上スーパーもある。
流石にここから引き返すのにも無言のままだといかんと思ったので、口を開いてみる。
「じゃあ、そろそろ帰ろうか」
「はい」
「春花ちゃんは、どっちの公園の方が良いと思った?」
「う~ん、どっちでも~。」
つまんねーっ、と言いたい所だが正直言って安心感が沸いてきた。
何故ならクラクラ公園が良かったので、サクサク公園とでも言われたらどうしようかと思っていたところだ。
クラクラ公園をあとにして、すぐにクラクラ公園前スーパーがある。
もうそろそろ17時になりそうだったのもあり辺りは薄暗くなっていた。
二人ともその体は自然と明るいスーパーの中に吸い込まれていった。

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Filed under ウォーキングサークルの妄想

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