今回のリーマンのイベントを振り返り、新たな閃きが。

リーマンのイベントは結局のところ、ただ飯を食べることのみの一日だった。
その日から一週間ほど経っていたが、会社の年末年始の休暇にはいり、今は家でその事ばかりを考えていた。

パソコンの前のモニターには「マリネ 店」での検索作りかたの一覧が表示されている、そこまでは良かった。
しかし、マリネって奴は数あるフランス料理メニューでのオードブルの一種であり、ここはこういうマリネがありますよ、という情報にはなかなか辿りつけない。

気がついたら、チョコチップ入りクッキーをかじっていた。
舌の上で溶ける小さきチョコチップの甘苦さが、いつも以上に濃く感じられた。
ネット空間の膨大な情報の量の目に入り込んだため、疲れているのだろうか、普段は気がつかない事にも気づいていた。
せっかくの年末だというのに、一人で家に閉じこもってクッキーの中のチョコチップの味に感慨を覚えている。
何をしているんだろうか、僕は。

モニターに映し出されるマリネ情報はほとんどが「自分で行った店の感想をブログで書いてみましたよ」の情報ばかりが引っかかる。
ごく普通の個人が趣味で書いたものなので、場所などのことも詳しく書かれていないのが多い。

マリネの情報、店の情報、マリネの情報、店の情報。
言葉の風車がぐるぐると脳内の中を回っていた。
少しの間は回っていただけだが、とつぜん風車の軸の中心が光った。
その光とは、食べ歩き系のサークルはどうだろうか?という閃きであった。

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Filed under ウォーキングサークルの妄想

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