パン屋さん、いやテーブルもありコーヒーも用意されているのでパン屋兼カフェといったところか、ここもかなりの広さだ。
「当初はオープンカフェにする予定だったそうですが、プニプニ通りだと建物が少ないので、雨が降ったり冬の時期の寒さのことを考えて、ごらんの通り全席が屋内となってますよー」
なるほど今まで他にも、ちらほら店があったがオープンテラス形式が多かった。
晴れた日は緑の樹木の中で、のびのびと自然のなかで、くつろぐのも悪くはないが、いつも晴れるとは限らないし。こういった完全な屋内形式で大きな場所も必要であろう。
「なんか美味しそうなサンドイッチがいっぱいあるねー」
オバサンが、まじまじと見る。
「この、かつサンドやべえー、肉が分厚い!」
デブが目を輝かせている。
って共食いかよと思ったのは僕だけではないはず。
「そうなんです、ここにはよく来ますがサンドイッチに特に力を入れているようです、おすすめはイチゴクリームサンドですー」
「照り焼きマヨネーズチキンサンドがボリュームがあり旨そうですな」
黒づくめも腹が減ったのだろう。
「このホットドックもボリュームがあるわね」
ギャルもあれこれ見ている。
なんかこう暖かいコーヒーを飲みながら食べたくなってきた。
サンドイッチは、たまに食べるがホットドックは、それと比べたら食べる機会がこれまた少ない。
食事については、打ち上げのお楽しみまでとっておくことに。
ぷにぷに通りに関しては、まずは博物館のカフェのウェイトレスさんとの会話が優先。
だが、その次にでも図書館に行ったついでにも寄るか。