そして、平日へ。

こうして、初回ウォーキングは無事におわり、その日の夜はぐっすりと眠れた。
普段は、なかなか寝付きが悪いのにバタンキューってやつだ。
さらに夢も普段はみないのだが、その日の夢は妙に紅葉ががきらめく様子の夢をみた。

そして、朝。
昨日の疲れは足に少し残っているものの筋肉痛になるほどではなかった。
それに歩いたおかげで何かがスッキリとしている、肉体的にも精神的にもだ。

こうして、いつも通り通勤電車に乗った。
そして考え込んだ、昨日のことを。
百合さんと黒づくめの2人も個性的だが、メンバーの6人も個性的であった。特に印象にのこったのがリーマン、まじめそうな顔をして、かなりしたたかである。
おそらく色んなサークルに参加をして、イベントの話などをして誘っているのだろう。
飲食店関連の情報が豊富ということは大きな武器だ。
もっとも武器は飲食店関連の情報だけではない、自分の得意分野を延長線上とすれば良いのではなかろうか。
得意分野ってなんだ?ゲームは得意だが、それでどう誘うのだろうか、その女の子がゲームが好きなら話はあうのだろうが、いかんせん母数が少ない。
あとは、昨日の活動のお花畑であったようにスケッチのちょっとした基礎か。スケッチしようぜ!なんて気軽に言えるわけでもない。たいして親しくもないのにいきなりモデルになってなんても言えるわけないし。
ただ、今思えばウォーキングサークルでの活動の結果は武器になりそうだ。たとえば「紅葉の綺麗な木があるんだけど、散歩がてらに見に行こうよ」とか「美味しい和食の店をあるんだ」とかウォーキング活動で見つけたものを材料とすれば良さそうだ。
百合さんに頼んでみようかな、美味しい店を知ることが出来るウォーキングコースでお願いしますとか。

職場への行きと帰りの電車でこんなことばかり考えていた。

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