先頭からも声が
「皆さーん、休憩所に着きましたよー。どうしますー、いったん休憩しますかー?」
「おなじ座るなら、早くファミレスに行ってゆっくりしたいなー」「賛成ー」ギャルのさっさとファミレスに行きたい発言に皆が賛成の意見のようだ。
こちらとしてもリーマンの隣を歩き続けるのは、ちょっとしんどい。
もう夕方近いからだろうか、さきほどまでいたコガモとかも池から少なくなっていた。
そして、噴水前を通りかかったが、止まらず駅前へ一直線である。
「もう少しですよー」
流石は百合さん、自身も疲れているのだろうが周りへの気配りを欠かさない。うんうん、こういう優しい女性がリーダーということは実に恵まれたことだ。
と思っているうちに駅前に到着、ファミレスは目と鼻の先である、その隣はコンビニだ。
「ちょっと待っててくださいねー、真二さんからいただいたイベントのパンフレットのコピーをとってきますからー」と言いおわるとすぐに、コンビニにダッシュしていった。